OUR
HISTORY
1801年以来、私たちは歴史を刻んできました。私たちのウイスキーには、何世紀にもわたる努力の結晶が詰まっています。 伝説のシーバスブラザーズのおかげです。
シーバスブラザーズ
シーバスリーガルの旅路は、スコットランドのハイランド地方にあるのどかな農場で始まりました。創業者のジョンとジェームス・シーバスは、11人の子供のうちの2人として生まれ、2人の大志は家族と同じくらい大きなものでした。
19世紀のスコットランドでは、家族の伝統が強く支配しており、兄弟は家業の農業に従事することが期待されていました。
自分たちのルーツに誇りを持ちながらも、兄弟はそれ以上のものを求めていました。意欲を燃やしていました。
もっと大きなことをしたいという思いから、3日間かけて歩き、アバディーンという街へ思い切って移り住みました。
精力的な活動
街に着くと、ジェームズは地元の食料品店で働き始めました。疲れ知らずの勤労意欲も手伝い、すぐに商売とビジネスを学びました。そして、あっという間に、地域社会に貢献する柱となりました。
やがてジョンも加わり、2人でエンポリアムを引き継ぐことになりました。
シーバスブラザーズ社が誕生したのです。
鬼才
ジェームズとジョン・シーバスは、決して妥協しませんでした。人々の求めるものが在庫になければ、見つけ出しました。見つからなければ作り出しました。
よりまろやかなテイスティングのウイスキーを求める顧客が出てくると、兄弟はエンポリウムのセラーでブレンディングを開始しました。
ウイスキーのブレンド技術のパイオニアが、公式にスタンダードを確立したのです。
王室に献上
兄弟が作る高級品の注文は、世界中から殺到しました。ある日、1843年にジェームズの机の上に、最初の英国王室御用達という形で、王室からの用命がもたらされました。
ヴィクトリア女王がバルモラルに滞在していた際に、その御用達となったことで、シーバスリーガルのDNAに王室の格調が刻まれることになったのです。
シーバスリーガルニューヨークへ
時は流れ、1909年のことです。マスターブレンダーのチャールズ・ハワードとアレキサンダー・スミスは、世界初の高級ウイスキーとなる25年物のブレンドを生み出しました。
シーバスリーガルは、ニューヨークを魅了しながら、世界の舞台へと躍り出ました。シーバスリーガルは上流社会の定番となり、街中の華やかなパーティーを飾りました。
誰もがシーバスリーガルのグラスを手にしていたのです。
禁酒令
10年にわたる大成功の後、シーバスリーガルの流行は1920年の禁酒法によって断ち切られました。各地のバーが閉鎖され、世界初の高級ウイスキーは姿を消しました。
しかし、ニューヨーカーたちは、自分たちの好きな酒が戻ってくると信じていました。そして1938年、シーバスリーガルは今日のような12年物のブレンドとして復活を遂げました。
こうして私たちは成功を積み重ねてきました
STRATHISLA
THE HOME OF CHIVAS
ハイランドのなだらかな丘陵地帯に、シーバスリーガルの故郷である素晴らしいストラスアイラ蒸留所があります。1786年に設立されたこの蒸留所は、スコットランド・ハイランド地方で最も古くから操業している蒸留所です。 シーバスリーガルのすべてのボトルには、ストラスアイラのシングルモルトウイスキーが使われており、シーバスリーガルの特徴であるまろやかな味わいを実現しています。
シーバスリーガルの故郷を訪ねる
素晴らしい蒸留所の施設を探索し、シーバスリーガルの核心に迫ってみませんか？
ストラスアイラ蒸留所を訪れて、シーバスリーガルの世界を発見し、特別なウイスキーを味わってみませんか？
HOW TO
MAKE WHISKY
ウイスキーは単なる飲み物ではありません。蒸留の正確な手順から辛抱強い熟成まで、スコッチウイスキー、特にシーバスリーガルには多くのことが関わっています。 モルトウイスキーの原料は3種類（大麦、水、酵母）だけですが、努力の積み重ねが、これらを特別なものに変えていくのです。
生育
スペイサイドのウイスキーが高品質で知られるのには理由があります。雨と太陽の光が絶妙な割合で降り注ぐこの地は、大麦の栽培に理想的なのです。
夏の重要な時期を経て、丘が黄金色に染まると、大麦は収穫され、ウイスキー製造工程の最初のステップである麦芽生成のため、バッキーから24 kmの場所にある工場などに運ばれます。
収穫
製麦工場に到着した大麦は、酵素を活性化させるために浸漬され、デンプンが糖分に変わり始めます。しかし、この過程は、始まるとすぐに停止されます。
大麦を乾燥させて休眠状態にさせます。そうしないと、ウイスキーづくりに欠かせない糖分がすべて成長過程で消費されてしまうからです。
休眠状態の大麦は、ストラスアイラ蒸留所に運ばれます。
加工処理
ストラスアイラ蒸留所では、大麦が最初にポルテウスミルにかけられます。大麦の殻は1つ目のローラーで割られ、2つ目のローラーでグリストと呼ばれる細かな粒子に挽かれます。
挽き具合が評価され、承認されると、グリストはマッシュチューンに運ばれ、ウイスキーの第2の原料である水が加えられます。
蒸留所からわずか1.6 kmの場所にあるブルームヒル泉の湧水のみを使用しています。これは、花こう岩で自然ろ過された純度の高い水です。
麦芽汁
マッシュタンでは、大麦を傷つけず、酵素を失活させないよう、温度を変えながら4段階に分けて水を加えていきます。65.5℃から90℃まで6時間かけて温度を上げ、最後に麦汁と呼ばれる甘い液体ができます。これが次のウイスキーの製造工程に使われます。
残ったグリストはエネルギー生産や家畜の飼料として再利用され、温水は熱交換器を通して熱を再利用し、蒸留所の効率を最大限に高めています。これにより、私たちのウイスキー製造工程のサステナビリティを大きく高めています。
発酵
ウイスキーの発酵工程は、シーバスリーガルの象徴である果樹園の果実のフレーバーが現れ始めるところです。
発酵には伝統的な木製のウォッシュバックを使用しています 。スチール製とは異なり、木製のウォッシュバックは安定した発酵のために断熱性が高く、季節の変動からウイスキーを守ります。
ウォッシュバックの中で、3つ目、そして最後の材料であるイーストを加えます。その後、2日間かけて発酵させ、糖分をアルコールに変えます。発酵が完了した液体はウォッシュと呼ばれ、蒸留の準備が整います。
蒸留
ウイスキーの製造工程の中で、アルコール度数を高めるのが「蒸留」です。ストラスアイラでは、2基のウォッシュスチルと2基のスピリットスチルという4基の「スチル」がペアで使用されています。銅製のスチルは、最高のフレーバーだけをストラスアイラのシングルモルトに加えることができる優れた浄化装置です。
まず、ウォッシュスチルで洗浄水を加熱し、アルコール蒸気をスチルの首の部分まで上昇させます。ストラスアイラ蒸留所のスチルのネックは短く、重い蒸気をより多く上昇させることができますが、これはストラスアイラ蒸留所の特徴であるフルボディで豊かな風味を生み出すのにとても重要です。
蒸気がライ・パイプを通ってコンデンサーに入り、冷却されると、アルコール度数25%前後の液体ができあがります。
蒸留
この後、スピリットスチルに移され、再び同じ工程を経ますが、この時のアルコール度数はかなり高くなります。この工程では、強すぎるアルコール（ヘッド）と弱すぎるアルコール（テール）が出てきますが、次のバッチと一緒に再びこの工程にかけられます。
ハートと呼ばれるアルコール度数65～70%の液体がスピリットレシーバーに集められ、カスク（樽）に充填されます。カスクの中で十分に熟成され、風味が増すまで熟成されます。こうして、ブレンドの魔法と選択的なカスクフィニッシュのための準備が整います。
THE ART OF
BLENDING WHISKY
ウイスキーのブレンドは、まさに芸術です。シーバスリーガルの代表的なブレンデッドスコッチウイスキーシリーズの絶妙なバランスは、何十年にもわたる経験と試行錯誤、そしてフレーバーに対するセンスによるものです。 シーバスリーガルのマスターブレンダー、サンディ・ヒスロップと一緒に、ブレンディングの技をご覧ください。
マスターブレンダー、サンディ・ヒスロップとの対話
ブレンデッドウイスキーの極意は？
「ブレンデッドウイスキーの目的は各材料すべてを合わせた以上のものを作ることです。 シングルモルトウイスキーは個性的な味わいが魅力ですが、ブレンデッドウイスキーでは、もっと複雑な味わいのものを作ることができます」
サンディ・ヒスロップ、マスターブレンダー
「シングルモルトはフルーティな洋梨の雫のようなフレーバーですが、ブレンドすると、フルーティな洋梨の雫のフレーバーに花の香りが加わり、最後はかがり火でスモークされたようなフレーバーに仕上がります。ウイスキーのブレンドは料理のようなもので、材料はそれぞれ個性的ですが、それらの材料が一緒になると、特別で複雑な味わいのものを作り出すことができます」
カスクの効果
「ウイスキーを適切な割合でブレンドすることに加えて、フレーバーはカスクでの熟成にも大きく影響されます。シーバスリーガル 18年のようなウイスキーでは、最終的なフレーバーの50%近くがカスクの効果によるものです。同じウイスキーを2つの異なるカスクに入れれば、まったく異なる2つのウイスキーを作ることができるのです！
アメリカンオークはバニラのフレーバーを高め、シェリーカスクはスパイシーなレーズン・フルーツケーキのフレーバーを引き出すなど、挙げればきりがないほどです。このように多様なブレンデッドウイスキーを生み出すために、私たちは多くの異なるカスクを試しています」
COMMITMENTS
地域社会への貢献から、サステナブルなパッケージングへの優先的な取り組みまで、私たちの活動の中核にサステナビリティと責任を据えています。
新しいシーバスリーガル 12年
シーバスリーガル 12年の新しいデザインは、見た目だけではありません。
2025年までに100%リサイクル可能、再利用可能、堆肥化可能、またはバイオベースのパッケージングにするという目標の一環として、サステナビリティは新しいボトルのデザインの中核となりました。
新しい軽量ボトルは、年間1,000トン以上のガラスを節約し、外側のパッケージはすべてリサイクル可能な材料で作られています。
シーバスブラザーズのサステナビリティと責任
シーバスブラザーズグループは、業界のウイスキーづくりの道を切り開くことを目標としています。
シーバスブラザーズのサステナビリティと責任に関するロードマップの4つの柱をご覧ください。
テロワールを 育む
シーバスブラザーズの製品は、すべて自然から生まれたものです。これらの自然の素材とその産地を保護することが必要です。私たちには、次世代のために環境を守り、育くむという強い義務があるのです。
人を大切にする
これは、従業員やバリューチェーン全体に関わるあらゆる場所の人々と共有し、温かさ、配慮、敬意を示すという目標です。
循環社会
私たちは、廃棄物や二酸化炭素の排出を減らし、最終的にはなくすことで、環境に与える影響を最小限に抑えることの重要性を認識しており、シーバスブラザーズ製品の製造方法に十分な注意を払っていきます。
RESPONSIBLE HOSTING
私たちは社会におけるアルコールの誤用と闘い、適切な方法で製品を販売することを目指します。
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